肩こりってどうしてなるの?

肩こりは多くの人が経験する身近な不調ですが、その背景には体のつくりと働きが深く関わっています。
肩から首にかけては僧帽筋や肩甲挙筋、菱形筋といった大きな筋肉が重なり合い、頭や肩甲骨を支える大切な役割を担っています。
頭の重さは約4~6kgあり、パソコンやスマートフォンの操作で前かがみの姿勢が続くと、これらの筋肉は休みなく働き続け、緊張が蓄積していきます。
その結果、筋肉内の血管が圧迫されて血流が悪くなり、酸素や栄養が届きにくくなる一方で老廃物はたまりやすくなり、だるさや張り、痛みといった「こり」の感覚につながります。
さらに筋肉の中を通る神経が刺激されることで違和感やしびれのような症状が出ることもあります。
加えて、肩こりは心身のストレスとも関係が深く、強い緊張状態が続くと自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になります。
交感神経は血管を収縮させる働きを持つため、血流がさらに滞り、肩こりが悪化しやすくなるのです。
このように肩こりは単なる筋肉の疲れではなく、姿勢による物理的な負担、血流や神経の変化、そして自律神経の影響が重なって生じるものです。
日常生活の中で姿勢を整えたり、こまめに体を動かしたり、ストレスをうまく発散することが、肩こりを予防・改善するための第一歩となります。

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